総合評価方式

総合評価方式とは

 公共工事の契約相手を選定するため、通常は競争入札を行い、最も安価な入札額を提示した者を契約者として決定します。(ただし、極めて安価な入札額であった場合は、調査を行ったうえで決定する場合もあります。) これに対して、総合評価方式は、単に金額だけでなく、企業の施工能力、配置予定技術者の能力、地域への貢献度などを数値化し、「総合的に評価」したうえで契約相手を決定するものです。 これは、公共工事において粗悪な工事が社会的な問題化したこと等から、平成17年に公共工事の品質確保の促進に関する法律が制定されたことが大きなきっかけとなり、すでに国や多くの地方自治体に広がっています。【大竹市における導入】大竹市でも、この総合評価方式導入の必要性があると判断し試行をしています。なお、この総合評価方式は、高度な技術力による工夫の余地が大きい場合に採用する「高度技術提案型」から、技術的工夫の余地が小さく小規模な工事向けとなる「特別簡易型」まで4つの方式が国土交通省から示されていますが、本市では「特別簡易型」を採用しています。    金額以外の評価基準(落札者決定基準)は、工事の内容によって多少変わりますが、主な項目としては、1.企業の施工能力、2.配置予定技術者の能力、3.地域への貢献度などがあります。また、工事ごとの評価内容については、第三者である学識経験者の意見を聞きながら進めます。(詳しくは要綱をご覧ください。)

落札者決定までの事務の流れ

1.総合評価の対象工事を決定 2.  第三者である学識経験者に、総合評価方式採用の適否や評価項目の適正性について意見聴取 3.市総合評価審査委員会において、学識経験者の意見を踏まえたうえで、総合評価方式の採用の適否及び評価項目について審査 4.  一般競争入札であれば告示、指名競争入札であれば指名通知 5.入札参加者は、資料(技術資料)の提出 6.入札及び評価の実施 7.市総合評価審査委員会において審査 8.落札者の決定

提出資料

応札される方は、技術資料等の提出が必須です。 工種により提出資料が異なりますのでご注意ください。

大竹市建設工事総合評価方式試行要領

落札者決定基準

入札額と落札者決定基準の「評価内容」を併せて審査することで落札者を決定します。 落札者決定基準につきましては、工事の内容によって「評価内容」が多少変更することがあります。

お問い合わせ先

監理課契約係
電話番号:(0827)59-2160

ファクス:(0827)57-7149

kanri@city.otake.hiroshima.jp

更新日:2022年10月04日