大竹祭・大竹祭の奴行列と山車の風流

大竹祭

【開催時期】10月第3日曜日

【場所】大竹駅前~疫神社

【お問い合わせ】大竹祭保存会(大瀧神社内)(0827)52-4878

大竹祭の奴行列と山車の風流

市指定重要文化財:大瀧神社祭の行列のうち「奴行列」「山車の風流(だしのふりゅう)」

毎年10月に大竹市の大竹地区で行われる大竹祭の「奴行列」と「山車の風流(だしのふりゅう)」は、地域住民によって受け継がれ、守り育ててきた伝統文化として市指定重要文化財に指定されています。

祭りの起源ははっきりしていませんが、江戸時代以前に小瀬川流域で始まったと言われている和紙の生産が、明治になり大竹の町に経済発展をもたらせたことで、祭も次第に盛んになってきました。「奴行列」や「山車」に風情がそえられ現在の形になったのは明治11年頃と伝えられています。「奴行列」の規模は、1隊が各4人で1番隊から7番隊までの28人と世話人や挟み箱の25名が加わり、総勢53名となっています(人数により変更することがあります)。
また、「山車の風流」は幅約3メートル高さ約4メートルの太鼓の台車の上に武者ものや童話等を題材として製作した飾りを設置し、半纏、鉢巻に化粧をした子供などが鼓笛に乗せて引廻していきます。山車は旧大竹町の6地区から各1台が出され、1台につき約100人の曳き手がつき、太鼓や笛にあわせて進んでいきます。「奴行列」「山車の風流」を中心に豪華で、規模の大きい行列は、明治から大竹の町が経済的に発展してきた様子があらわされていると同時に、伝統行事、伝統芸能としても貴重なものです。

獅子舞コイちゃん

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更新日:2025年10月16日