柔道整復師(整骨院・接骨院)の正しいかかり方(国民健康保険)
整骨院や接骨院の柔道整復師による施術は、国民健康保険が使用できる範囲が限られています。国民健康保険が使用できない場合、施術料は全額自己負担となります。柔道整復師への正しいかかり方を理解し、適切に受診してください。
健康保険が使える場合
- 外傷性が明らかな打撲
- 捻挫
- 挫傷(肉ばなれ)
- 骨折
- 脱臼(応急処置が必要な場合を除き、医師の同意が必要です。)
健康保険が使えない場合
- 単なる(疲労性・慢性的な要因からくる)肩こりや筋肉疲労
- 脳疾患後遺症などの慢性病
- 労災保険が適用となる仕事や通勤途上での負傷
- 保険医療機関(病院・診療所など)で、同時期に治療中の同じ負傷など(ただし、医療機関から転院される場合はこの限りではありません。)
柔道整復師にかかる場合の注意事項
- 負傷の原因を正しく伝えましょう
- 療養費支給申請書の内容をよく確認し、委任欄に署名しましょう
- 領収書は必ずもらいましょう
- 施術が長期にわたる場合は、内科的要因も考えられますので、必要に応じて医師の診断を受けましょう
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更新日:2025年08月15日