化学物質過敏症を知っていますか
化学物質過敏症とは、ごく少量の化学物質に過敏に反応して様々な精神・身体症状を示す疾患です。
発症の仕組みは、明確になっていませんが、誰にでも発症するリスクがあります。
日頃から、柔軟剤、洗剤、香水などの香りが過度にならないようにしましょう。自分にとっては快適な香りでも、苦痛に感じたり体調を崩す人が近くにいるかもしれません。原因が明確でなく、原因物質が多岐にわたっていることに加え、個人差があるため、周りから理解が得られずに苦しんでいる人がいます。個々に応じた対応が必要になる場合もあります。周囲、近隣の方への十分な配慮をお願いします。
・人が集まるところでは、洗剤、柔軟剤、香水などの香りが過度にならないように、使用を控えるなどの配慮をしましょう。
・殺虫剤、虫よけスプレーなどは、周囲の人に飛びちらないように注意しましょう。
・住宅地等での農薬(農薬に該当する除草剤を含む)は、なるべく使用しないようにしましょう。やむをえず使用する時は、事前に周囲の方に、使用の目的・日時・農薬の種類・連絡先を、十分に時間的に余裕をもってお知らせするとともに、周囲に飛散しないようにしましょう。
自宅内の安全は個人で対応できますが、自宅周辺や町内の環境整備は、町ぐるみで取り組むことが必要になってきます。
誰もが安心して暮らせる社会をつくるため、化学物質過敏症への理解を深め、ご協力いただきますようお願いします。
関連情報リンク
「その香り困っている人がいるかも?」ポスター(消費者庁・文部科学省・厚生労働省・経済産業省・環境省) (PDFファイル: 1.1MB)
シックハウス症候群・化学物質過敏症に関する関係機関・団体リスト(広島県ホームページ)
更新日:2023年02月24日