いざというとき、すぐに避難できるように準備しておきましょう!

災害はいつやってくるかわかりません。⾃分自身や⾃分の⼤切な家族を守るためにも、いざというときに備えて、避難方法や役割分担などを家族で話し合っておきましょう。

防災コイちゃんのイラスト

避難場所を確認しましょう

自宅から近い避難場所の位置や避難経路を確認しておきましょう。なお、避難場所は、対応する災害や開設タイミングがそれぞれ違うので注意しましょう。

家から避難場所までの経路を実際に歩いてみると、ブロック塀や水路など、避難の際に注意すべき箇所がよく分かります。散歩を兼ねて、家族みんなで歩いてみると良いでしょう。

家族一人ひとりの役割を確認しておきましょう

いざという時に備えて、「お父さんが、避難経路の確認」「お母さんが、非常持ち出し袋の確認」「私がペットをケージに入れる」など、家族で役割分担をしておきましょう。

また、家族が一緒にいないときに災害が起こると、家族が離れ離れになる可能性があります。家族同士の連絡方法や集合場所なども決めておきましょう。

なお、広島県が作成した「ひろしまマイタイムライン」を作ることで、役割分担や避難行動をスムーズ行うことができます。

家の中や近所の危険個所をチェックしましょう

地震に備えて、家具の転倒防止対策や食器類が落下しないように扉にロックをつけるなど、災害にあっても被害が最小限になるような工夫をしましょう。

また、大雨や台風のとき、自宅がどのような災害で危険性が高くなっているか、ハザードマップで確認しておきましょう!

非常持ち出し袋を用意しましょう

避難する際に、必要なものをすぐに持ち出せるよう、非常持ち出し袋を用意しておきましょう。

3日間程度の避難所生活に必要な食料や飲料水、毛布、薬、おむつ、ペット用品など、家族の人数や状況に合わせて準備し、定期的に新しいものと入れ替えましょう。 期限が近づいたものは、少しずつ普段の生活で使うようにすると、無駄なく継続的に備蓄できます。

避難場所に行く以外の避難方法も検討しましょう

小中学校や公民館に行くことだけが避難ではありません。「避難」とは、「難」を「避」けることです。 避難には、つぎの4つの方法があります。

1.行政が指定した避難場所への立ち退き避難    …必要な生活用品を携行し、早めに避難しましょう。

2.安全な親戚・知人宅への立ち退き避難    …避難することについて、あらかじめ相談しておきましょう。

3.安全なホテル・旅館への立ち退き避難    …事前予約や空室の確認をして避難しましょう。

4.屋内安全確保    …つぎの3つの条件を全て満たす場合に限り、自宅の安全な場所に避難が可能です。

【屋内安全確保の条件】

(1)自宅が洪水により家が倒れたり崩れたりしてしまう区域(家屋倒壊等氾濫想定区域)に入っていないこと。

(2)洪水や津波、高潮などの水害による浸水深より居室が高く、浸水しないこと。

(3)水がひくまで我慢でき、水・食糧・薬などの備えが十分あること(電気、ガス、水道、トイレ等の使用ができなくなるおそれもあります)。

広島県防災情報メール通知サービス

地震について

地震は、予測が非常に困難な災害です。大きな地震が発生すると建物の倒壊や火災、津波の発生などにより、たいへんな被害を及ぼすおそれがあります。

大きな地震が発生したときには、次のようなことに注意をして行動してください。

  • 揺れを感じたら、丈夫な机やテーブルの下に身をかくしましょう。
  • 火を使用していた場合には、すぐに消しましょう。
  • 逃げ道を確保するため、ドアを開けておきましょう。建物が傾くなどして開かなくなるおそれがあります。
  • 津波がくるおそれがありますので、海岸へは近づかないようにしましょう。また、海岸近くにいる人は、海岸から離れ、高いところに避難しましょう。
  • 建物や塀ぎわなどは、瓦、窓ガラス、壁、看板などが落ちてきたり、ブロック塀が倒壊したりすることがありますので、持ち物などで頭部を守り、すぐに広いところや強固な建物に避難してください。
  • エレベーターに乗っていた場合には、すぐに各階のボタンをすべて押し、最寄りの階でおりて、階段を使って避難しましょう。
地震の揺れと想定される被害
震度0 人は揺れを感じない。
震度1 屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる。
震度2 屋内にいる人の多くが揺れを感じる。つり下がっている電灯などがわずかに揺れる。
震度3 屋内にいるほとんどの人が揺れを感じ、棚の食器が音を立てることがある。
震度4 眠っている人のほとんどが目を覚まし、部屋の不安定な置物が倒れる。歩行中の人も揺れを感じる。
震度5(弱) 家具の移動や、食器や本が落ちたり、窓ガラスが割れたりすることもある。
震度5(強) タンスなど重い家具や、外では自動販売機が倒れることがある。自動車の運転は困難。
震度6(弱) 立っていることが難しい。壁のタイルや窓ガラスが壊れ、ドアが開かなくなる。
震度6(強) 立っていられず、はわないと動くことができない。重い家具のほとんどが倒れ、戸がはずれて飛ぶ。
震度7 自分の意志で行動できない。大きな地割れや地すべり、山崩れが発生する。
気象庁の資料による

お問い合わせ先

危機管理課保安防災係
電話番号:(0827)59-2119

ファクス:(0827)57-7130

kikikanri@city.otake.hiroshima.jp

更新日:2016年03月09日