不安に感じる犯罪について
不安に感じる犯罪とは
多くの県民が不安に感じ、県民誰もが被害者となりえる犯罪を「身近な犯罪(14罪種)」と定義し、各種取組を推進した結果、「身近な犯罪」の刑法犯認知件数は大きく減少し、刑法犯認知件数に占める割合についても運動開始当初(平成14年)に比べて令和元年に半数以下となりました。
刑法犯認知件数は減少しているものの、県民の体感治安は低下しており、誰もが治安は良好であると十分に実感できる状況に至っていません。広島県政世論調査の結果をみると、県民が不安に感じる犯罪は時とともに変化しており、県民がより安心して豊かな生活を送るためには、「身近な犯罪(14罪種)」の中の「不安に感じる犯罪(8罪種)」への対応に重点を置くことが必要です。県民が「不安に感じる犯罪」として8罪種に見直すとともに重点的な対策を行うことで、県民の安心感を醸成していきます。
注釈~身近な犯罪(14罪種)とは、乗り物盗(自動車盗、オートバイ盗、自転車盗)、侵入強・窃盗(侵入強盗、侵入窃盗、住居侵入)、街頭犯罪(路上強盗、ひったくり、恐喝、車上ねらい、自動販売機ねらい、器物損壊等)、性犯罪(不同意性交、不同意わいせつ等)をいう。
不安に感じる犯罪(8罪種)とは、自転車盗、車上ねらい、器物損壊等、侵入強盗、侵入窃盗、住居侵入、不同意性交等、不同意わいせつをいう。
体感治安とは、人々が日常生活の中で感覚的・主観的に感じている治安の情勢をいう。
~広島県「減らそう犯罪」第5期ひろしまアクション・プラン令和3(2021)年から令和7(2025)年より抜粋~
どうしたら減らせるか
犯罪者は、市民のすきを探して、犯罪の機会をうかがっています。 被害にあわないために、次のことを心がけましょう。
1.一人ひとりが犯罪にあわないように防犯意識を持つ
2.犯罪が発生しにくい環境を整える
3.防犯グッズなどを使う
更新日:2025年03月24日