令和7年2月からデマンド型乗合タクシーの運用が変わります

デマンド型乗合タクシーとは

 路線バスとタクシーの中間的な位置付けの交通形態です。本市では、運行日、目的地、ダイヤ及び運賃をあらかじめ設定し、利用者から予約があった場合のみ、タクシー車両を利用して、自宅などと目的地の間を運行するもので、同じダイヤに複数の利用者がいる場合は、乗合での利用となります。

 

運用見直しの経緯及び役割の追加

 本市のデマンド型乗合タクシーは、平成21年度に三ツ石地区で最初の運行を開始して以降、現在5つの区域(三ツ石地区、玖波7,8丁目地区、湯舟地区、栄地区、御園台地区)で実施しています。

 この区域では、自治会を母体として住民組織を立ち上げ、住民自らが主体的に取り組み、今日まで市と運行事業者と協働しながら、地域の移動手段として守り・育ててきたという経緯があります。しかし、高齢化が進む中、バスの利用が難しくなった方や運転免許証の自主返納を考えている方などが増えており、現在のデマンド型乗合タクシーの運用内容と住民ニーズに隔たりが生じてきました。

 これまで、デマンド型乗合タクシーは、「幹線交通のこいこいバスに接続する支線交通としての役割」を担ってきましたが、これに加え、「バスの利用が難しくなった高齢者などの生活に必要な買い物や 通院などの移動手段としての役割」も担うこととし、今後、実施区域が増えていくことを考慮し、市域全体を見据えた制度設計として運用見直しを行いました。

 詳しくは「令和7年2月からデマンド型乗合タクシーの運用が変わります」、「デマンド型乗合タクシーマップ(変更前、変更後)」、「デマンド型乗合タクシーの地区の区分」及び広報おおたけ2月号をご覧ください。

お問い合わせ先

市民課自治振興係

電話番号:(0827)59-2142

ファクス:(0827)57-2503

shimin@city.otake.hiroshima.jp

更新日:2025年01月28日