人生会議してみませんか?
「人生会議」とは
「人生会議」とは、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の愛称です。
アドバンス・ケア・プランニング(ACP)とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。
例えば、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、患者さんを主体に、そのご家族や近しい人、医療・ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、患者さんの意思決定を支援するプロセスのことです。患者さんの人生観や価値観、希望に沿った、将来の医療及びケアを具体化することを目標にしています。
ご自分の将来でいよいよとなったら、どのような最期を迎えたいか、お考えになったことがありますか。
私は痛いのは嫌だな。寝たきりで意識もない状態になったら人工呼吸器はつけてほしくない。いや、私はできるだけ延命治療もして努力してほしい。いろいろなお考えがあることと思いますが、そのようなお心づもりをどなたかとお話し合いになったことがありますか。
ご家族やお友達、かかりつけ医やヘルパーさんたちと話し合う場合に、縁起でもない、と避けるのではなく、向き合うようにしましょう。いざとなった場合にご自分の意思を表すことができないこともあるのです。お心づもりは将来変わることもあるので、繰り返し確認されるとよいでしょう。医療・介護・福祉の専門職チームが皆さんのお心づもりをお支えします。
11月30日は人生会議の日
この機会に、病気になったときの過ごし方を家族で話し合ってみませんか。
更新日:2022年11月14日