玖波祭・玖波宿本陣 陣入やっこ

玖波祭

【開催時期】10月第2日曜日

【場所】玖波大歳神社

【お問い合わせ】玖波やっこ保存会(玖波大歳神社内)(0827)57-7307

玖波陣入やっこ

市指定重要文化財:玖波宿本陣 陣入やっこ(くばじゅくほんじん じんいりやっこ)

毎年10月に大竹市の玖波地区で行われる玖波祭の「玖波宿本陣 陣入やっこ」は、地域住民によって受け継がれ、守り育ててきた伝統文化として、平成15年5月に市指定重要文化財となりました。

江戸時代に西国街道の宿場町として栄えた玖波宿には、32番宿として大名が宿泊する本陣「洪量館(こうりょうかん)」が置かれていました。この本陣に大名が入るときの案内のため「先払い」として行った所作を継承しているため「陣入やっこ」と呼ばれています。

「玖波宿本陣 陣入やっこ」は、宰領(さいりょう)と呼ばれる先導役をはじめ、そのあとを2人1組で隊となり、御箱役4人、中奴(なかやっこ)といわれる黒毛槍12人、白黒毛槍8人、白毛槍4人、そして最後が大奴(おおやっこ)の大毛槍2人が受け持ち、 15隊31人で編成されます。

見どころは、行列コースの要所で行う陣入りの所作いわゆる「振込み」と独特の掛け声をかけながら行う箱や槍の受け渡しを行う所作です。また年季を感じさせられる大毛槍は、明治11年の作と推定され30数キログラムの重量があり、勇ましく振る姿には迫力があります。

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更新日:2024年05月02日