夜の工場が美しい理由

工場夜景のヒミツ - 夜の工場はどうしてあんなに明るいの?

工場照明が明るいワケ

夜のコンビナートは、煌々と明かりに照らされていて、本当に美しいですよね。 しかし、夜の工場はひと気も少なくとても静か。夜なのにどうして、あんなに沢山の照明が必要なんでしょうか?その理由をご存じですか?

大きな工場には沢山のパイプ類があり、それらには圧力計や温度計など多くの計器が付いています。 「火気厳禁」や「安全第一」といった看板を、コンビナートの近くでよく目にする通り、工場内はとにかく安全が第一。

そのため、プラントに異常が起こっていないか?を、設置してある計器類など細かい部分も目視で確認できるように、 昼間と同じくらいの状態(明るさ)にする必要があり、あのように沢山の照明を設置しているのだそうです。

ちなみに、照明のライトは爆発を防ぐ防爆タイプのものが使用されていたりと、細部にわたって気を配られています。

 

工場の煙突は、どうして赤と白の模様なの?

煙突が赤と白で塗られている理由

コンビナート内には沢山の巨大な煙突があり、これらは交互に赤と白で塗られていますね。

背の高い煙突は、何故どれも同じ模様にしてあるのでしょうか? これにもちゃんと理由があります。

赤と白の2色で塗られている煙突を「昼間障害標識」と呼びます。これは、地表から60m以上の高さがある 煙突や鉄塔などの構造物は、航空法に基づき航空の安全に影響を及ぼさないようにするために義務付けられているため。

煙突が赤と白のツートンカラーになっているのは、上空を飛ぶ飛行機の安全のための、目印(標識)だったのですね。 そのため、夜になると煙突に設置されている赤いランプも点灯されます。

私たちにとって綺麗に見える夜景は、安全を守るために灯されているのです。

 

煙突から出ているのは “蒸気”

 大竹のコンビナートにあるこれらの煙突から、モクモクと白い煙が出ている姿をよく目にすると思います。この白い煙の正体のほとんどは、実は煙ではなく「蒸気」です。

 工場の動力として発電用のタービンを蒸気を使って回す時に放出される大量の蒸気や、 物を温めたり冷ましたりする工程で出る蒸気などが、あの煙突から出ているのだそうですよ。

 

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更新日:2016年3月1日